ハンドメイド作品を販売する方法の一つに「委託販売」があります♪
事情があり、なかなかイベント出店が出来ない方や、ネット販売以外でも販売してみたい方にはとっても嬉しいシステムですよね(*´ω`*)
そもそも「委託販売」とは☆自分で作ったハンドメイド作品を誰かに売ってもらう。ということデス☆
他の人が自分の作品を売ってくれるの!?って、はじめはビックリしたんですよ(笑)しかし、そこには、当たり前ですがメリットとデメリットがあります。
そんなことも含めて考えてみたいと思います☆
委託販売のメリット・デメリット
委託販売のメリット☆
まず、メリットから考えてみましょう♪
私が最大にメリットだと思うことは、販売中、自分がその場にいなくてもお客様に見て頂くことが出来る☆ ということ( *´艸`)
また、自分の行動範囲外のお客様にも手に取って頂ける大チャンス☆ ということも、利点だと思います!
作家が自ら、販売するとなるととても範囲も狭くなりがちですが
委託販売にすると、納品、値札管理、などやることも多少増えますが、遠方の新しいお客様との出会いがある大チャンスだと思います♪

委託販売のデメリット💦
なんといっても、最大のデメリットは「自分が直接、接客・商品説明が出来ない」ということではないでしょうか(;’∀’)
簡単なPR文などは商品にタグなどで付けることは可能ですし、ある程度のことは店員さんがご説明してくださるとは思いますが、、、
作家から伝えたいことの大半は伝えられない。と思っていた方がいいと思います。
ならば、どうしたらいいのか。
その戦略については、のちにご説明させて頂きますね☆
それから、自分の作品をどのようなお客様が買ってくれたのか詳細がわからず、次につなげるための統計がとりずらい。というのも、デメリットのうちの1つです(._.)
また、その他には、委託料金が発生する。店員さんとの相性。なども挙げられます。

委託販売をする目的を考えてみよう
委託販売には、委託販売独自の「役割」があると、私は考えております☆
もし、委託販売をする目的が「稼ぎたい」でしたら、恐らくその目的は、委託販売では達成できないかもしれません。
私が考える「委託販売の目的」とは☆自分ひとりでは出会えなかったお客様に作品を見て頂けることだと考えています( *´艸`)

例えば、遠方にお住まいの方にも見ていただけるチャンスがグッとあがりますね♪
また、自分でもハンドメイドサイトに登録はしているが、なかなか見てもらえない(._.) とお悩みの方にも、ビッグチャンス☆到来!です(笑)
委託販売先にもよりますが、自分の作品と関連する店舗への委託なら、置かせてもらうだけで見て頂くチャンスがあります。だって、ご来店されるお客様は、自分の作品と同じジャンルが好きな方がほとんどなんですから☆
また、ハンドメイド作品専門の委託店舗ならば、ご来店頂けるお客様って少なからず「ハンドメイド作品が好きな方」ですよね(*´з`) これまた、見て頂ける最大のチャンスなのです☆

そう考えると、
・「自分を知ってもらうため」
・「ネットではなく実際に商品を見て頂く場所を作るため」
・「実績を積むため」
・「自分のブランド価値を高めるため」
などの目的がある方には、委託販売は向いていると思います☆

委託販売先にはどのようなところがある?
では、委託販売先にはどのような場所があるのでしょうか?
昨今はハンドメイドブームということもあり、至る所でハンドメイド品が売られています☆
ハンドメイド品専門の店舗をはじめ、カフェ・レストラン・美容室・手芸店・生花店、実に様々なところで販売されております。
ブログやインスタグラムなどで人気の作家様をよく観察してみると、委託販売先などが書かれておりますので是非チェックしてみてください( *´艸`)
そこで、イイナ☆と思うお店には、例え募集していなくても直接ご連絡をして直談判してみるのもアリです!
委託販売をする前に必ず確認したいこと
ここ!
とても重要です( `ー´)ノ
「委託店さんから出品しない?って誘われたから」
「知り合いから一緒に出品しようって言われたから」
という理由で、委託販売を簡単に始められる作家さんを
よくお見かけします。
が!
それはとても危険です!!!
委託販売は自分の見えないところで販売されるだけに、下調べは入念に行うべきだと私は考えております!
もし私が委託販売をしようと思ったら、少なくとも、次の項目はしっかり調べてから検討します。
SNSを駆使しているか
今の時代、お客様が来るのをただただ待っている店舗はありえないと考えます。
最低限「インスタグラム」だけでも、作家様の作品をPRしてくれる店舗でないと、今の時代埋もれていくだけだと思うのです。

店舗の規模・来場者数
お店が大きければいいか。といったら、一概にそうとも言えませんが、少なくとも、お客様の数は売上に比例すると考えます。
小さなお店で入り口がどこか分からなかったり、営業時間、営業日もまちまち。。。これでは、なかなかお客様に足を運んでもらえないのではと思います。
それに比べて
入り口が開放的で外からも中の様子が分かり、平日は毎日オープンされているお店の方が断然!お客様に見て頂けるチャンスは増えると思います☆

店舗の立地場所
これもすごく重要だと思います!
分かりやすい場所にあるか、ないか、で、訪問者数って全然違います!
大通りに面した店舗ならば、ハンドメイド品が好きなお客様はもちろん!ハンドメイド品に興味がないお客様にもフラ~っと立ち寄って頂けます☆

しかし、住宅街をずーっと奥まで進んで、わかりずらい小道を右に入ってもらって、2番目の通りの左側に、、、というお店は、ハンドメイドが大好きで時間があるお客様しか訪れません。
遠方で直接出向けなければ、グーグルマップなどで位置情報は確認した方が絶対にいいです。
契約条件・規約
初月から大赤字にならないためにも、お店に並べて頂くまでに実際いくらかかるのかしかり把握しておきましょう。
初期登録料は?
更新料は?
月額料金は?
売上手数料は?
振込料は?
梱包・返送料は?
解約料は?
他かかる料金は?
これは、契約する者の自己責任となります。印を押す前にしっかりと熟読しましょう☆
赤字にならない値付けが出来ているか
これはご自分の作品を今一度見直してみる必要があります。
上記で契約条件の確認を挙げましたが、これらを差し引いたら「赤字」になってしまっては意味がありません。
委託したら実際にいくらかかるのかがわかったら、作品価格も一緒に見直すことをオススメします☆
お店の雰囲気を確認する
明るく清潔感のある店舗か確認する必要があります。

お店の中には、路地裏の薄暗い店舗で、モノがガチャガチャ置かれていて整理整頓がなっていないところもあります(;´Д`)
また、それに加えて、自分の作品に合ったお店かどうかも確認してください。
例えば、サーフボード専門のお店に、入園・入学グッズを置かせて頂くのは現実的ではありませんよね?
サーフボード専門店ならば、それに関連した作品のほうが手に取ってもらえる率は上がりますし、
入園・入学グッズを売りたいならば、対象となるお子様をお持ちのママ・パパさんが集まる場所、もしくは、それを強みとして販売してくれる委託先が必要となってきます。
その見極めは作家であるご自分が、しっかりと行ってくださいね(*´з`)
店員さんを見る
店員さんとの相性もとても重要だと考えます(・_・;)
作品を丁寧に扱って頂けるのか?
作品を一生懸命に売ってくれるのか?
ディスプレイなどにも気を配っていただけるのか?
他の作家さんやお客様と信頼関係は築けているのか?
私なら、この辺はすごく気になります。。。
遠方で直接自分の目で確認出来ないにしても、お店にメールで質問した時の返信内容や言葉の柔らかさ、SNSで作品紹介している姿などなど、、、そのようなこともジックリ観察することをお勧めします☆
委託したからと言って全て店任せではダメ!
作家様の中には、委託先に納品したから終わり。と考えている方もいらっしゃるようですが(;´∀`)
私は、委託料はあくまでも「場所代」、販売手数料はあくまでも「接客代」、だと思うのです。
そうなると、集客、宣伝は全て作家自身でするのが筋ではないかと考えます(‘ω’)ノ
委託店と作家は、言うなれば「ビジネスパートナー」です。委託したからといって、のんびりは出来ないのです。

他の作家様に埋もれない為の戦略
上記で述べたように、作品を納品しっぱなし。全てお店任せ。では、その他大勢に埋もれてしまいます。
そうならない為にも、戦略と努力は必須です( `ー´)ノ
最低限、やるべきことは!
◆季節ごとに作品を入れ替える
◆売れた作品から売れ筋を見極め補充する
◆お客様に自分を知ってもらうための工夫をする
(例えば名刺を置く、作品ごとに
ブログやショップにつながるQRコードをタグ付するなど)
◆自分のSNSで毎日宣伝する
◆お店の方と仲良くなる
(お店の方も人間だもの!良くご連絡くださる方や
必死に売ろうとしている方は絶対に気にしてもらえます)
作家は作家として出来ることを考え自ら動くことが重要となってきます!

最後に
ここまで読んで頂けた方には、委託販売のハードルがすこし上がってしまったかもしれません(._.)
しかし、今の時代、ネット販売だけに頼るとか、委託販売だけに頼る、という考えは難しいかと思われます。
ネット販売と委託販売、イベント販売などを上手に駆使して、自分のスタイルを築かれていかれることをオススメ致します。
素敵なハンドメイドライフが送れますことを心より願っております☆
\ 委託販売を考えている方へ /
「何を作って委託すればいいのか」
「まずは作れるものから始めたい」
という方に向けて、あみぐるみ超初心者さん向けの記事もまとめています。
▶︎ あみぐるみ超初心者さん向け!おすすめのあみぐるみキット紹介
✅ https://michecloche.com/amibeginner/beginner/


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