あみぐるみを販売したい、技術を学びたい、認定講師として教えたい。やりたいことによって、確認する制度や団体は違います。
この記事では、目的別の選び方と、私が受講・入会した当時の経験を紹介します。団体への加入や資格取得は、すべての作家に必要なものではありません。まずは、ご自身の目的に合う項目から確認してください。
更新のお知らせ
楽習フォーラム事業の撤退と、あみぐるみ技能認定講座の運営変更を受け、2026年9月10日に公式情報を確認して本文を整理しました。楽習フォーラムの事業は終了に向かっていますが、日本あみぐるみ協会など別の団体がなくなったわけではありません。また、以前に取得した資格も、今回の撤退だけを理由に使えなくなるわけではありません。
この記事で分かること
作品を作って販売したい
オリジナル作品を販売することと、資格取得・協会加入は別の話です。販売するだけなら、原則として特定団体への加入が必須というわけではありません。
技術を体系的に学びたい
現在の「あみぐるみ技能認定講座」は、日本あみぐるみ協会が運営しています。通信と教室の受講方法が案内されています。
協会認定講師として教えたい
技能認定後、日本あみぐるみ協会の講師会員として活動する方法があります。認定講座を自分の教室で扱いたい場合は、現在の条件を協会へ確認してください。
すでに認定証を持っている
楽習フォーラム時代に取得した認定証も、そのまま使用できると日本あみぐるみ協会が案内しています。再発行や新しい認定証への切り替えは、協会の案内をご確認ください。
団体の役割を先に整理
| 団体名 | 何をしているところか | どんなときに確認するか |
|---|---|---|
| 日本あみぐるみ協会 | あみぐるみ文化の普及、作家支援、イベント、技能認定講座の運営など | 講座を受けたい、認定講師として活動したい、協会活動へ参加したいとき |
| 楽習フォーラム | 複数分野の技能認定や会員支援を行ってきた事業。現在は事業終了に向けて、資格申請やサポートを期限付きで受け付けている | 楽習フォーラムで資格を取得した方が、申請・問い合わせの受付期限を確認したいとき |
| 生涯学習開発財団(GLLC) | 生涯学習の情報・機会の提供や、関連する団体・事業への支援 | 生涯学習分野での交流や後援制度などを検討するとき |
この3団体を上下関係のある一つの組織として考える必要はありません。目的と現在の窓口を分けて確認すると、ぐっと分かりやすくなります。
講座の運営変更と楽習フォーラム事業の撤退

あみぐるみ技能認定講座は日本あみぐるみ協会が運営
日本あみぐるみ協会の公式案内では、2024年11月に楽習フォーラムの運営権が株式会社オールアバウトライフワークスから株式会社エンドレスへ移管された後、あみぐるみ技能認定講座については、2024年12月23日付の契約により日本あみぐるみ協会が権利を受け入れたとされています。
現在は日本あみぐるみ協会が講座を運営し、受講中の作品審査も継続しています。以前に取得した認定証もそのまま使用でき、新しい協会認定証の発行・再発行についても案内があります。
これから受講したい方は、古い楽習フォーラムの案内ではなく、日本あみぐるみ協会の現在の受講案内をご確認ください。
楽習フォーラム事業は撤退に伴う手続き期間中
楽習フォーラムの公式告知は、株式会社エンドレスが同事業から撤退することを案内しています。公式PDFの日付は2025年12月6日、公式サイト上の告知掲載日は2025年12月12日です。
- ECサイトの商品販売:2026年7月29日15時に終了(公式ショップで終了を確認済み)
- 資格申請・最終発行受付:2027年2月末までの予定
- サポートサイト:2027年6月末閉鎖予定
- 取得済み資格:失効しないと公式告知に明記
撤退のお知らせには、楽習フォーラム事業全体の明確な引き継ぎ先は記載されていません。一方、あみぐるみ技能認定講座は、日本あみぐるみ協会が現在の運営窓口です。資格申請など期限のある手続きは、最新の公式告知で個別に確認してください。
目的別に、どこを確認すればいい?
作品を作って販売したい方
自分でデザインしたオリジナル作品を販売するために、あみぐるみ技能認定や協会加入が必須というわけではありません。まずは作品の安全性、価格、販売場所、著作権など、販売に直接関係する準備を優先して大丈夫です。
ただし、他者の編み図やキットを使って制作・販売する場合は、デザインごとの利用条件を必ず確認してください。資格の有無と、編み図の利用許諾は別の問題です。
技術を体系的に学びたい方
基礎から段階的に学びたい場合は、現在のあみぐるみ技能認定講座が選択肢になります。公式案内では5作品を制作し、審査を受ける流れが示されています。通信講座と教室受講では進め方が異なるため、自分の生活に合う方法を確認しましょう。
私が実際に技能認定講座を受講したときの記録は、あみぐるみ技能認定講座を受講した体験記事にまとめています。これは受講当時の体験談です。現在の申込方法や費用は、必ず公式サイトでご確認ください。
協会認定講師として教えたい方
日本あみぐるみ協会の案内では、技能認定を取得した後、講師会員として認定講師活動を行う道が示されています。自分の教室で認定講座を教えたい場合は、協会への連絡が必要です。
「教室を開くこと」と「協会認定講師として認定講座を教えること」は同じではありません。どの看板で、どの内容を教えたいのかを先に整理すると、必要な手続きが見えやすくなります。
すでに認定証を持っている方
以前の認定証はそのまま使用できると公式に案内されています。新しい認定証への切り替えは任意です。再発行や講師活動について確認したい場合は、手元の認定証と受講時の情報を用意し、日本あみぐるみ協会へ問い合わせるのが確実です。
日本あみぐるみ協会とどう付き合う?
日本あみぐるみ協会は、あみぐるみ文化の普及、作家や愛好家の支援、展示・イベント、著作権に関する支援、講座などを行っています。協会活動に参加したい方や、技能認定講座・講師制度を利用したい方に関係の深い団体です。
入会は、作品販売をするための必須条件ではありません。イベント参加や交流、講師活動など、自分が使いたい制度があるかを確認してから検討するのがよいと思います。会費や会員特典は変更される可能性があるため、この記事では固定情報として掲載せず、公式サイトでの確認をおすすめします。
協会が運営するギャラリーについては、スペーススプラウトの利用案内で現在の情報をご確認ください。
生涯学習開発財団(GLLC)は必要?
生涯学習開発財団は、生涯学習に関する情報・場所・機会の提供や、資格認定団体などへの支援を行う財団です。あみぐるみ作家を直接認定するための団体ではありません。
現在案内されているLLM会員制度には、交流、学習事業・講座の後援、イベント情報の掲載などがあります。公式案内では年会費24,000円(非課税)です。あみぐるみを販売するために加入が必要な制度ではないため、生涯学習分野でどのサービスを利用したいのかが明確な場合に検討すればよいでしょう。
制度の詳細は、LLM会員の公式案内と生涯学習情報誌の案内をご確認ください。
私も、どの団体に入るのか迷いました
私が技能認定講座を受講した当時は、ホームページに複数の団体名が出てきて、それぞれがどう関係しているのか理解するまでにとても時間がかかりました。
分からないことは日本あみぐるみ協会へメールで問い合わせ、理解できるまで何度も質問しました。どの問い合わせにも親切に答えていただけたことを覚えています。
当時、私は日本あみぐるみ協会と楽習フォーラムに入会しました。情報はメールマガジンなどで届きましたが、受け取るだけで自動的に活動が広がるわけではありません。忙しい日々のなかでは、大切な情報もそのまま流れてしまうことがあります。
入会するかどうか以上に、「どの情報を使って、何をしたいのか」を自分で決め、計画して動くことが大切だと感じました。この部分は当時の私の体験と感想です。現在の制度案内ではないことにご留意ください。
迷ったときの確認順
- 作品販売・技術習得・認定講師のうち、自分の目的を決める
- その目的に資格や会員登録が本当に必要か確認する
- 古い記事ではなく、現在の運営団体の公式案内を見る
- 認定証や期限のある手続きは、手元の資料を用意して直接問い合わせる
すべての団体に入る必要はありません。今の自分に必要な制度だけを選び、分からない点は公式窓口へ確認する。それが、いちばん迷いにくい付き合い方だと思います。
公式情報・確認日
- 日本あみぐるみ協会「あみぐるみ技能認定講座についてのお知らせ」
- 日本あみぐるみ協会「技能認定取得までの流れ」
- 日本あみぐるみ協会「認定講師の方へ」
- 楽習フォーラム公式サイト・事業撤退に伴うお知らせ(PDF)
- 楽習フォーラム「認定資格で広がる可能性」(旧制度の参考情報。現在の申込案内としては使用しません)
- 生涯学習開発財団「財団の使命」・LLM会員制度
確認日:2026年9月10日。予定と記載した項目は、公式告知時点の予定です。今後変更される可能性があるため、手続き前に最新情報をご確認ください。


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