あみぐるみを始めようと思ったとき、道具やキットの次に迷うのが「毛糸選び」です。
お店に並んだたくさんの毛糸を前に、「色がかわいいから」という理由だけで選んでしまっていませんか?
実は、毛糸選びを間違えると、「編み目が全然見えない」「思ったより硬くて編みにくい」といった理由で、途中で挫折しやすくなります。
この記事では、23年あみぐるみを作ってきた経験から、初心者さんが失敗しない毛糸の選び方を「素材」「太さ」「色」の3つの視点でまとめました。
毛糸選びで一番大事なのは「素材」
毛糸には大きく分けて「アクリル」「コットン」「ウール」の3種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
アクリル毛糸
安価で、色の種類が豊富。程よい硬さがあるので、編み目がはっきり見えやすく、初心者さんが一番編みやすい素材です。洗濯にも強く、失敗して編み直すことになっても糸が傷みにくいのもポイントです。
コットン毛糸
さらっとした肌触りで、夏らしい涼しげな作品に向いています。ただし糸に伸縮性がなく、初心者さんには目が詰まりすぎたり編みにくく感じたりすることがあります。少し慣れてから挑戦するのがおすすめです。
ウール毛糸
ふわふわとあたたかみのある質感が魅力ですが、毛足があるぶん編み目が見えづらく、初心者さんには少し難易度が高めです。マフラーなど「編み目を見せない作品」にはぴったりですが、あみぐるみの最初の1体には不向きです。
というわけで、あみぐるみ初心者さんには、まず「アクリル毛糸」がおすすめです。
あみぐるみ専用に作られた毛糸もある
実は、最初から「あみぐるみ用」として作られている毛糸も販売されています。
ハマナカの「itoa(あみぐるみが編みたくなる糸)」はその代表格。編み目がきれいに揃いやすいように設計されていて、初心者さんでも形が整いやすいのが特徴です。「何を選べばいいかもう迷いたくない」という方には、こうした専用糸から始めるのも一つの近道です。
太さ(号数)は、キットの指定に合わせるのが安心
毛糸の太さは「合太」「並太」「極太」などで表記されます。太いほど編み上がりが早く、初心者さんには扱いやすい傾向があります。
ただし、太さとかぎ針の号数はセットで決まるもの。キットを使う場合は、指定されている太さ・号数にそのまま合わせるのが一番安心です。自己判断で細い糸に変えたりすると、仕上がりのサイズが変わってしまうことがあるので注意しましょう。
色は「少なめ」を選ぶのが、実は正解
毛糸選びで一番気持ちが盛り上がるのが「色」ですが、初心者さんが最初の1体を編むときは、色数を欲張らないことをおすすめします。
色を替えるたびに糸を切ったり結んだりする作業が発生するので、色数が多いほど工程が複雑になります。まずは1〜2色のシンプルな配色で、「完成させる」ことを優先しましょう。
この考え方は、以前ご紹介した失敗しにくいキットの選び方とも共通しています。あわせて読んでみてください。
▶︎ あみぐるみ超初心者キットの選び方|失敗しないおすすめ3選
まとめ
- 初心者さんには、程よい硬さで編みやすい「アクリル毛糸」がおすすめ
- 「あみぐるみ専用」に作られた毛糸を選ぶのも近道
- 太さ・号数はキットの指定に合わせる
- 色は欲張らず、1〜2色のシンプルな配色から
毛糸選びに正解が見えてくると、あみぐるみはぐっと編みやすくなります。道具・キット・毛糸、この3つが揃えば、もう迷うことはありません。


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