私があみぐるみを作る上で大切にしていることは、手に取ってくれたお客様が、私のあみぐるみを見て「その先の物語をイメージしていただくこと」です。
しかし、そのイメージは、こちらが限定してしまうものではなくて、あくまでも手に取って頂いたお客様が自由に想像できるように、こだわっていることがあります。
目次
”クチ”を作らない
それは「口をつけない」ということ。
口をつけてしまうと、どうしても表情を押し付けてしまいます。口角をあげて笑っている顔、口角を下げて怒っている(拗ねている)顔。
それは、表情を作り手が勝手に決めてしまっているようなもの。そのシーン、その表情は、お客様自身で想像してほしいと願っています。
服装にこだわる
楽しく想像していただくためには、あみぐるみの服装にもこだわりたいと考えています。
今回は、日本を感じていただけるように「着物」を着せましたが、今後、ネットで販売する作品では、また違う雰囲気の装いのあみぐるみがお披露目されると思うので、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
仲間のチカラを借りる
一人で完璧な作品を作り上げることはとても素晴らしいことですが、編むこと以外、ほとんど無知な私が作品の、その先の想像を膨らませていただけるようなあみぐるみを作り上げるには、仲間の力が必要だと考えています。
あみぐるみに持たせるカゴバックやカンカン帽をクラフトバンド作家へ依頼し、かんざしはレジン作家にお願いをしました。
その結果、私一人の力では作り上げることができなかった世界観を魅せることができました。
まとめ
こうして、私のあみぐるみは作られています。仲間と、それぞれの持つ力を組み合わせ、最高の作品に仕上がっております。
ぜひ!お手に取って、その世界観を堪能してください!
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