日本人は”派手”が苦手⁉︎

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今回、オーストラリアの方々に日本をより感じていただけるように、着物の”生地”選びにもこだわりました。

実は、日本では、今回使用したような”派手”な生地は、普段あまり着ることがありません。日本人があまり派手な色を使わないのには、理由があると言われています。

ここで少し、そのヒントとなる出来事についてお届けさせていただきます。

目次

日本人が”シンプル”を好むのには理由があった!

時は遡り1640年前後、江戸時代に”奢侈禁止令”が法令されました。徳川幕府が武士や町人に対して布地や染め色を指定する命令として継続的に発令され、特に町人に対しては、着物地を紬や木綿、麻に限定し、染め色は派手な色合いは禁止されました。

この”奢侈禁止令”の目的は、華美な生活を戒めて財政を立て直すことにありました。日本人が”派手”が苦手の理由として、この名残が、今なお、影響しているのではないかと言われています。

制限がある中で生まれた文化

そんな、厳しい制限がある中でも、人々はファッションを諦めませんでした。

シンプルの中にも、心を惹きつけるデザインや色使いで表現することは、日本人がもっとも得意とする”技”です。

“制限”を逆手に取り生まれた”技”は、国の文化として今もなお圧倒的な存在感を残し続けているのです!

オーストラリアの皆様に喜んでいただくために

日本人はシンプルを好む人が多いのですが、今回のJapan Expoでは、オーストラリアの皆様に日本を感じていただきつつも、カラフルでハッピーな雰囲気もお届けしたくて、着物には色鮮やかな生地を選びました。

派手な中にも日本がギュッと詰まったデザインの生地で、仕上がりにとても満足しております。

会場で皆様に喜んで頂けますように(ㅅ´ ˘ `)♡ あなたのご来場をお待ちしております!

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