わの作り目の穴が閉じない原因と確認ポイント

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糸端を引いてわの作り目の中心を閉じる様子

あみぐるみを輪から編み始めたのに、糸端を引いても中心の穴が閉じない。そんなときは、力任せに引く前に、作り目の方法・1段目の拾い方・糸端の動きを順番に確認しましょう。

わの作り目には、鎖編みを輪につなぐ方法と、指に糸を巻いて中心を引き締める方法があります。編み図がどちらを指定しているかで、中心の閉じ方は異なります。

目次

結論|糸端・1段目・引き締める順番を確認

中心の穴が閉じないときは、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。

  1. 編み図が「糸を指に巻く、引き締められるわ」を指定しているか確認する
  2. 糸端と、玉につながる編み糸を見分ける
  3. 1段目の編み目が、わの糸を包むように編まれているか確認する
  4. 編み目を指で支えながら、糸端を少しずつ引く
  5. 糸が動かない場合は無理に引かず、1段目まで戻って作り直す

少し穴が残るだけなら、糸の太さや編み目の大きさによる場合もあります。すべての作品で中心が完全に見えなくなるとは限らないため、編み図の完成見本も確認してください。

まず確認|本当に「穴が閉じるわの作り目」か

クロバーの「かぎ針編みの基礎」では、円形に編む作り目として、鎖編みを輪にする方法と、糸端を指に巻いて輪を作る方法が紹介されています。鎖の輪は、作った鎖そのものを土台にするため、指に巻く方法のように糸端だけで中心を締める作りではありません。

編み図や説明書の作り目が鎖の輪なら、糸端を引いて穴を閉じようとせず、指定された方法に従います。指に巻く作り目なら、次の原因を順番に確認しましょう。

原因1|糸端ではなく編み糸を引いている

引き締めに使うのは、通常は玉につながっていない短いほうの糸端です。玉につながる編み糸を引くと、かぎ針にかかったループや直前の編み目が縮み、中心の輪は閉じません。

糸端と編み糸が交差して見分けにくい場合は、作品を置き、毛糸玉までつながっている側を先に確認してください。

原因2|1段目をわの糸に編み付けていない

1段目の細編みなどは、輪の中へ針を入れ、輪を作っている糸を包むように編み付けます。輪の外側や別の糸だけを拾っていると、糸端を引いても編み目が中心へ集まりません。

1段目の編み目の根元を見て、すべて同じ輪に並んでいるか確認しましょう。目数もここで数え直すと、編み直しの範囲を判断しやすくなります。

原因3|糸端が編み目に噛み込んで動かない

糸端を強く引いたまま編んだり、糸が割れた状態で編み目に巻き込んだりすると、輪が動きにくくなることがあります。毛羽立ちやすい糸では、引っ掛かりも起こりやすくなります。

編み地を片手で支え、糸端を数ミリずつ引いて反応を確認します。動かないのに強く引き続けると、糸切れや編み目の変形につながるため、一度ゆるめて作り直すほうが安全です。

原因4|締める前に段を進めすぎた

1段目を編み終えた時点で中心を締めると、輪と糸端の動きを確認しやすくなります。クロバーのグラニースクエア解説でも、1段目の途中で中心を引き締め、1段目を閉じる流れが示されています。

何段も編んでから締めようとすると、中心に力が伝わりにくく、どの糸が動くのかも確認しづらくなります。編み図に指定がある場合は、そのタイミングを優先してください。

糸が動かないときの確認手順

糸端を引いても中心が変わらない場合は、次の順番で確認します。

  1. 編む手を止め、糸端と編み糸を分けて置く
  2. 1段目の編み目を指で支え、糸端を数ミリだけ引く
  3. どの輪や編み目が動くかを確認する
  4. 中心が動かなければ、編み目を少しゆるめてもう一度確認する
  5. それでも動かなければ、1段目までほどいて作り直す

引き締め直した後は、1段目の目数も確認します。中心を閉じる作業で目が重なって見えやすくなるため、次の段へ進む前に数えると安心です。

どこまでほどいてやり直す?

1段目を閉じる前なら、作り目からやり直す

1段目の途中または編み終わりで糸端が動かない場合は、作り目からやり直すのが最短です。編み目を無理に広げたり、別糸で後から縛ったりするより、輪が動く状態を確認して編み直したほうが形を整えやすくなります。

2段目以降まで進んだ場合は、中心と目数を確認する

2段目以降まで編んでいる場合は、まず中心の穴が作品の形に影響する大きさかを確認します。穴が大きい、糸端が固定できない、1段目の目数も合わない場合は、1段目まで戻る判断が必要です。

目数の過不足があるときは、無理に増減して合わせず、「あみぐるみの目数が合わないとき」の確認手順で、ずれた段を探してください。

引き締めた後の穴戻りを防ぐ

中心が閉じたら、糸端を短く切り過ぎないことが大切です。編み地の形と目数を確認してから、裏側の編み目に沿わせて糸始末をします。

糸端の収め方は「あみぐるみの糸始末」で、編み終わり・色替え・縫い付け後に分けて確認できます。糸や編み図に指定がある場合は、その方法を優先してください。

よくある質問

小さな穴が少し残っても大丈夫?

作品の見本と比べて目立たず、糸端が安定し、形にも影響しない程度なら、糸の太さや編み目の状態による場合があります。完全に見えなくすることだけを目的に、強く引き過ぎないようにしましょう。

後からとじ針で穴を閉じてもよい?

編み図に指示がない場合、別糸で無理に閉じる前に、作り目と1段目を確認してください。後から縫い縮めると、中心だけが盛り上がったり、目数が見えにくくなったりすることがあります。

糸端を引くと切れそうなときは?

引くのを止め、糸割れ・毛羽立ち・編み目への噛み込みを確認します。弱くなった糸をそのまま使うと完成後に緩む可能性があるため、傷みが大きい場合は新しい糸で作り直してください。

まとめ

わの作り目の穴が閉じないときは、まず作り目の種類を確認し、糸端・1段目・引き締めるタイミングを順番に見直します。糸が動かない場合は力任せに引かず、1段目まで戻るのが安全です。

基本の編み方全体を確認したい方は「初心者向けあみぐるみの編み方解説」、編み目のきつさやゆるさが気になる方は「あみぐるみの編み目がきつい・ゆるい原因」もあわせて確認してください。

編み目のきつさやゆるさも中心の見え方に影響するため、「あみぐるみの編み目がきつい・ゆるい原因」も確認できます。

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